オーメン  夏休みに国外に出る予定があるのに、ちょうと先月でパスポートが切れていた。そこで必要書類を集めて、旅券申請に行った。前のパスポートに貼ってある写真に比べて、１０年後の証明写真にはかなりの経年変化が認められて、ちょっとうなだれる。だが、受付プロセスはなかなかスピーディで親切。お役所もサービス業であるとやっとわかったのかな？それは良かった。 一週間後に受け取りに行く。再びスピーディで親切な応対が素晴らしい。ニューパスポートはICチップ入りとかで、私の顔と空港の機械で照合できるんだそうだ。なんだか登録済みのペットのようで、ミョーな感じ。その場で生年月日やら名前の表記などを確認するように言われる。オッケーよ、オッケー。これで次の１０年は往来自由なり。発行は今日の日付になっているのかな？それとも申請した日？
その発行日は申請日と受け取り日の中間にあった。０６年６月６日・・・・。それって、キリスト教で言うところの「悪魔の日」やんけ。オーメンの日やんけ。これから１０年、日本出るたび、エロイムエッサイム。
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嬉しかったこと♪ ネコネットの集まりにはちょくちょく出席するが、私は日記をやっていないので、そのすべてを記録しているわけではない。だが、今日のことは書きたい。何がなんでも書きたい。
遠来の客ありということで、丸の内のレストランにて開かれたお食事会に集結した者達の一人、それはJであった。Jと来た日にゃ、暴走妄想ブログを書きたれるかたわら、うちにエロ・スパム（ただしネコの）書き込みをするわ、猫死体（本人は可愛いネコ画像だと主張するも、）を連続投稿するわ・・・。ネコ好きには濃いキャラクターが多く、まこと、困ったもんである。 今後は、Jにネコの死体やエロ画像を貼られても、多少は我慢してあげようと思ったのであった。
ちなみに、この画像は建物の外でタバコを吸うJとHを、私がガラスの内側から携帯で盗撮したものである。ボケているので個人の特定ができず、非常にネット向きとも言えるが、要は接写モードのままシャッターを押した。ウエブ・デザイナーの実力って、こんな感じである。
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ネコとヒトの共有物  タラはいくつか爪とぎを持っているが、その中でもっともお気に入りが私の椅子なのである。とほほ。二年前に張り替えた布がもはやボロボロ。今日は暇だ。みっともないから張り替えよう！納戸から出したのは例のコーデュロイである。なんせ、６メートル５０も買っちゃったから、余りたい放題。この椅子はポン太の代からネコご用達になっている。これまでに何度張り替えたことであろう。背中と底にあるネジを何個か外すと簡単に分解できる。外した古い布を直接コーデュロイの上に置いて、色鉛筆で形をなぞって、即、裁断。即、縫製。あとはもう一度組み立てるだけ。背もたれ部分を接合、オッケ。座る部分を・・・・。 「あらぁ？これ、どっち向きだっけぇ？このネジ、どこのネジだっけぇ？」
そう言えば、張り替えの都度、この作業で躓くのであった。何度もやった同じ作業なのにねぇ〜。作業工程、メモっておけばいいのにねぇ〜。メカに弱いのは一生モンだわ。え？ これってメカ？ |
忘れないよ  古い海外旅行用のスーツケース、キャスターが壊れたので同じサイズの新しいのを買ってすでに５年くらい経つのに、そのまま納戸に積んであった。捨てるに忍びなかったのは、表面にベタベタ貼られたステッカーのせい。旅行先でご当地ステッカーを買っては、カバンにハクを付けてきた。このスーツケースは、私と一緒に何度も飛行機に乗り、いろんな国に行って来た。５月にキッチンを直そうとしているのに伴い、あちこちを片付け始めた。私はどうも物を捨てるのが下手で、押入れと納戸が謎のジャンクヤードと化している。長年の堆積物、思い切ってあれもこれも捨てる。小物は燃える物と燃えない物を分けてゴミ置き場に下ろし、大物は清掃局に連絡して粗大ゴミとして持って行ってもらう。 ええいっ！思い出のスーツケースも捨てるっ！粗大ゴミをまとめて下ろす手伝いをオットに頼んだ。
「えっ。このスーツケースも捨てるの？」 そんなわけで、この写真。毎度ですが、BGMはドナドナでお願いします。 |
悪かったな  忙しい。毎年３月はゴテゴテだ。日ごろはしない早起きまでして、やるべき仕事をこなす怒涛の日々。書きたい話があるのに書いている暇がないよ〜。う〜う〜うう〜っ。ストレスがたまる〜。私って書いてストレス発散タイプだったね〜。忙しいと更新ができないだけでなく、いろんなところで手抜きをせねばやってられない。ネットは読み逃げ。家事も適当。ホコリで死ぬ人間はおらんわっ。ゴハンも自分だけならそこらへんのもので間に合わせ、オットが夕食を食べるというなら（言うなよっ）、冷凍庫からウナギの蒲焼きを出してチン、スーパーで刺身を買ってきてそのままデン。そう、昨日は刺身の盛り合わせだった。遅くなった夕食をバババッと食べ終わってから、オットが言った。
「あっ」 |
ダウンサイジング  拙宅にてちょっとした集会をした。別件での「全員に返信」メールの応酬時に「その土曜はオットが留守だわ」と不用意に発したことが元だった。お客４人に私でトータル５人。夏の「スイカの会」は１５人だったから、面積的なキャパは余裕だが、声をかけるなら「あと２、３人」ですまないのが昨今のネコバカ集会。５、６人というのは、輪になって一つのことを語る適正規模だと思う。それでも、話が出てから開催までに、心の中の葛藤があった。「うちの座敷ならまだまだいける」という思いがフツフツと湧く。声がかからなかったとお思いの方、ごめんねぇ。悪気はないの。今回はたまたまこうなったの。最初６人予定で当日の朝に一人体調不良で欠席とわかったときも、「近場の誰かに電話？」と思ったくらいなのだけど、思いとどまったの。
で、タラである。１５人のときにタンスの上からシャーシャーやってウケていたが、５人くらいなら大丈夫だろうと思ったのだが、それが、コレ・・・。椅子の上にて地獄のような形相で威嚇・・・・。繰り出すパンチ・・・・。１５人が５人になっても危機管理の質は落とさないのであった。 photo by Po-san |
楽しいリサイクル  昨年コーデュロイの布を安く買ってソファカバーにしたら、ネコの毛がついてついて・・・という話をタラ第３２話で書いた。その後、ソファカバーはネコの毛皮と類似色のインド綿に変更し、このチャコールグレーの布は物置にしまい込まれていた。 ところで、うちには３０年以上前に買った古い椅子が一脚ある。ディレクターズチェアー風に布が貼ってあるものなのだが、この布部分がついにヘタってきた。布部が色褪せ、破れ目が出たものの、木部には何の問題もない。そこでそれだけやりかえてみようと思いついた。丈夫な布が必要だ。デニムかな？それだとミシンの布送りが大変かな？あ、そうだ、あれだ、あのコーデュロイだ！眠れるソファーカバーを生き返らせよう！ 日曜の午後、せっせと縫い物に励むわたくし。ハサミでシャキシャキ、ミシンでカタカタ。邪魔モノが来ないようにフスマを閉めた上で和室にて木部に装着。おおっ、上出来〜。新品同様〜。天才ちゃうか〜。よっしゃ、写真撮るぞ〜。 リビングにデジカメを取りに行って戻ったら、すでに居ましたわ、バカネンコが。 |
お涙ちょうだい  涙はストレスの解消になると聞く。悲しいときは我慢せずに泣くのがいいらしい。私、今、特に悲しいことはないのだけど、モニターの前で滂沱の涙が流れてしまいました。これで、免疫力が増強したかもしれない。毎日寒いし、風邪も流行っているし、皆様も泣いてみてください。間違いなくツボです。ここね♪ ポチする前にティッシュ箱、用意されたし。 「ふわふわのくに」、リンクの許可は作者にいただきました。そもそも「リンクとかしちゃってください」とそこに書いてあるんで。 |
確率の問題  オットの誕生日は、姉の長女トモプの誕生日と同じ日である。私の誕生日は、いとこのセージと同じ日である。一年は３６５日もあるのに、なぜに、狭い親族内でこうなるのか？先日、実家の両親が上京して姉宅に逗留した折、寄り集まって宴会をしたのだが、オットとトモプの誕生日はその少し後で、母の誕生日が少し前だった。そこで、飲んだり食ったりの途中からお誕生日会になった。ケーキにロウソクを立て、お誕生日三人衆に吹き消していただく。次女ヨーコが「お姉ちゃん、はい」とプレゼントを出した。 なんと、そのプレゼントは、私がヨーコ帰宅のちょっと前に、トモプに手渡したものと同じであった。みかりんのネットショップで仕入れ、すっかりお気に入りになった「ハーブドレッシングの素」、ヨーコは町の雑貨屋さんで見かけて、ふと惹かれたらしい。嗜好をこらした商品があふれかえる消費大国日本で、なぜに我々は同じ物を手にとった？幸いにも二本はフレイバーが違っていたが、トモプ宅はにわかにサラダづきそうだ。 はて、これらの出来事を偶然の一致と片付けていいものか？誰か数学の得意な人、「確率」の計算をしておくれでないか？ |
謎の動物 
私はあまり買い物熱心でない。必要なものをメモっておいて、仕事に出るついでにデパートに寄るのが関の山。だから、行くデパートは、経由地にある駅ビル一体店に限られる。買い物だけのために、都心に出かけるということを、まずしない。なのに、年に二度も行ってしまうのが、銀座のプランタン。恒例の「猫展」という催し物のせいである。それを口実に、好きモノが集結する。今回は「猫の肖像画館」から絵ハガキが売り出されることになっていた。しかもその中に「ポン太の昼寝」が含まれた。ボランティア幹事のk−zumiさんよりの呼び出しメールに「行くっ、行くっ、行くっ」と返事。 ネコグッズが所狭しと並べられた特設会場にネコバカを放牧すると、間違いなく散財する。ネコ用衣装を吟味する人、ネコ模様つきヒト用衣装を物色する人。とりあえず、ポン太ハガキをつかんだ私は、バリ民芸品等を並べているブースの前で立ち止まった。この木彫りの動物はなんだ？ここは猫展会場なので、ネコなのだろうが、しかも招き猫ポーズなのだから、まさにネコなのだろうが、あんた、イヌ、入ってない？キツネ、入ってない？近所の稲荷神社で、バイトしてない？ 拙宅には、もう充分な数の置き物がある。バリ猫も何匹かいる。これ以上必要ない。だが、そのヘンテコな招き猫から、目が離せない私。バリから来た招き猫っていうのが、そもそも謎だ。手に取って値札を見る。４７２円。安い。ええい、連れて帰ろう。これも何かの縁だ。こいつは左手を上げている。イミはなんだっけ？
帰宅してネットで検索。ええっと・・・。 右手を上げている猫＝金運招福。 えええっ！！あんた、これ以上、うちに客呼ぶのぉっ！？！ |
Jはごく最近になって拙サイトを見るようになったので、私のバックグラウンド等への知識が薄い。レストランを出たところで、スススッと近寄ってきて、やおらこう尋ねた。