はい、リポーターのアプリコットです①。皆さん、タラネンコさんとくるみさんの不仲説、お耳になさいましたね？今日は、私のリポーター人生をかけた総力取材の結果をご報告いたします～。
そもそも、発端はおめでたいはずのくるみさんの出産でした②。里帰り出産で産んだ子猫が、どうも実家の古参猫のさすけさんに似ているってことで、タラネンコさんが激怒しちゃいました③。タラネンコさんが千葉の実家の窓から覗いて、二人がいちゃいちゃする現場を目撃、大暴れして警察に通報されたって一件もあったんですよ～。事務所がもみ消しましたけどね。私、確かなスジから聞きましたぁ～。
マスコミに追いかけられるようになって、しょうがなく記者会見も開きましたが④、しおらしいくるみさんの傍で、終始つっぱねるタラネンコさんが、視聴者の反感をかってしまいましたね～、人気商売がアレじゃいけませんよ。そこを誰かに入れ知恵されたんでしょうか、その直後、週間誌のグラビアに一家が登場して「不仲説完全否定」ですよ～⑤。驚きました～。ちょっと唐突で、節操がなかったんじゃないでしょうか～。間男よわばりされていたさすけさんも、ワイドショーに出てましたねぇ⑥。こちらも完全否定でしたが、連携プレイですかぁ？ちょっとこのオニーサン、押しが弱くて説得力に欠けましたけどね。
ドタバタの最中に、くるみさんの次の一手があざやかでした～。なんと、モデル・デビューですよ、ジュエリーの⑦。ま、あの美貌ですし、知名度がこの騒動で一挙に上がりましたものねぇ。私も驚きましたが、タラネンコさんも驚いたんじゃないですか？一家の大黒柱はもう不要、私が働いてこの子を育てますって通告でしょ？裏で泣きを入れたって聞きましたよ、これも確かなスジからぁ。ま、くるみさんもまだタラネンコさんを思い切れなかったんじゃないですか？最近は猫並区の自宅に戻っているって話です。仕事は辞めないみたいですけどね。
で、この前の日曜日っ。お姑さんが子猫を抱いて、一家そろってお宮参り⑧。よく見ると、いやはや、この子猫、パパそっくりじゃないですか～。一件落着ですね～。いったい、なんだったんですかぁ、この一連の騒動？
| その四：お客様は神様です
「ネコでっせい！」がスタートしたのは、2002年10月１日。パソコンに弱い私が、ただ「自分ちのネコ話を人に読ませたい」という一念で、ホームページ開設という暴挙に出てしまった。怖いものだ。
いや、人生が変わったわ。自宅の周辺をウロウロし、仕事をゴソゴソやるだけの日々が、モニターから飛び出してしまいましたもん。お友達がたくさんできた。小学校に入学した子供でも、一年にこれだけたくさんは作れない。連日、掲示板の中で遊んでくれる人もいれば、実際に会って一緒に遊ぶ人もいる。実生活で作った友達だと、ここまで頻繁には交流できないものだ。ネットは偉大なり。
そして一周年を迎えるその日に、カウンターが２２２２２に近づいた。私はキリバン・カウプレをしていないのだが、一応「誰が踏んだか、教えてねっ」と掲示板に書いた。その番号を超えてしばらくしても、誰からも申告がなかったので、「何も出ないって、公言してるからなー」と諦めていたらばっ、 
みっちゃんであった。会ったことはないが、濃口おもしろキャラの関西人。ネコバカ・ネット参入は最近のことで、画像の貼り方もわからなかったところから始めて、じわっじわっとあちこちの掲示板でノシてきている。みっちゃんは、自分が踏んだ２２２２２のカウンターを速やかに掲示板に貼れなかった。そこで彼女はためらいもなく、ＰＣのモニターにデジカメを向けた。
カウンターのデジカメ保存・・・本当にやったのね。らぶ。
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| その三：投稿マニア
「猫のメモ帳」編集部内
「レッツ投稿・何でもカモン」係御中
前略
いつも楽しく拝読させていただいております。最近入手した写真を４枚、同封させていただきます。よろしくご検討ください。
   
写真① ／ エントリー：「フライデー」部門 ／ タイトル：「こりないセンセイ」
都下猫出村の元村会議員、K氏の宴席での失態を盗み撮りしました。わいせつ物陳列です。「元」がつく議員ですので、ちょっと価値が落ちるかもしれませんが、そもそも半年前に懲戒免職になった原因が、酒と女であったことは、読者の記憶に新しいかと思います。
写真② ／ エントリー：「お笑い」部門 ／ タイトル：「ベニヤだったがやっ」
先日の私の結婚披露宴での一枚で、姉、あいちゃんの訪問着姿の真相です。自分の姉を売るか？とお思いでしょうが、そもそも、由緒正しい雑種の私に、純血種のアメショの姉がいるということが大問題です。
写真③ ／ エントリー：「科学特捜班」部門 ／ タイトル：「座敷ワラニャン？」
再び、私の披露宴写真なのですが、妻も私もネコですから、当然、招待客は全員ネコでした。しかし、写真が出来上がってみると、右下にピンクのドレスの黒い生き物が写り込んでいました・・・。我々はネコ以外、絶対に呼んでいません！！
写真④ ／ エントリー:「今月のラブラブカップル」部門 ／ タイトル：「世界は二人のために」
不肖タラネンコと愛妻のくるみです。妻、かわいいでしょう？今年のミス千葉・コスプレ部門のベスト１０に残ったんです。ミセスになってしまったので、水着審査に進めないのが残念です。
＊ 採用の際の希望賞品：（Ｂ）の「マグロ味」
〒222-2222
東京都猫並区鼠田２－２ メゾン・ド・シャ202号室
タラネンコ
| そのニ：結婚のご報告
このたび、私こと、タラネンコが良き伴侶を迎えましたことをお知らせいたします。妻はくるみといいます。元気の良い可愛い女房です。所帯をかまえるからには、私も今度こそ、極道から足を洗わねばと思っております。
式は神主のアプリさん①が執り行いました。あの白いヒラヒラが振られるたびに、親族一同、瞳孔が拡がりましたが、なんとか無事三々九度の杯を交わすことができました。
田舎からは母むー②と祖母お嬢③が上京してくれました。母は新婦よりの花束贈呈に涙ぐんでおりましたが、祖母は若いくるみを教育しようと虎視眈々、少し不安です。
大伯母キャサリン④も僻地よりはるばる出てきました。子供のいない大伯母にとって、私は孫のような存在だったかもしれません。祝儀袋の膨らみに期待しましたが、中身はまたしてもぎゃおすでした・・・。
披露宴は大盛り上がりでした。元村会議員のこはく伯父⑤がスピーチをしてくれて、私も格好がつきました。ただ、伯父は酒が過ぎて、くるみの学友のゴージャス姉妹ジルさんとルナさん⑥にからんでしまい、思い切りひっぱたかれたりもいたしました。
   
 
余興も色々でました。大阪の従妹、なな⑦が「六甲おろし」を振り付けつきで熱唱、周囲を唖然とさせました。服が黄色でしたが、縞模様でなかっただけめっけものだったのかもしれません。その後、くるみの遠縁にあたる四姉妹、チャトランちゃん、しっぽなちゃん、マーブルちゃん、ソックスちゃん⑧が、お揃いのピンクのレオタードで「世界は二人のために」を歌ってくれ、年寄りウケしていました。
そうそう、幼馴染のさすけ君⑨、彼もくるみのことを好きだったのではないかと気にしていたのですが、来てくれました。嬉しかったです。
披露宴の最後は、姉のあいちゃん⑩が三々七拍子でしめました。女だてらにモロ肌脱ぎをしてしまい、この小姑に貰い手があるかどうかが、くるみと私の目下の心配です。
写真同封します。平成十五年九月吉日 タラネンコ    
| その一：ぎゃおす文学賞・賞状
そもそも、この「よいしょの館」を作ろう、作らねばと思ったきっかけがコレ。ぎゃおす王国の王様より授与された文学賞は、ネット界では芥川賞、いやいや、ノーベル文学賞に匹敵？
誰が「よいしょ」がうまいかって、そりゃ長年、王国の家来をやっているひぴさん。さすが、王様をよいしょして20年。サエコポン、すっかりご機嫌、らりぱっぱ～。この賞状を励みに、バカ・エッセイを書きまくる所存でございますっ（←誰か止めろ）
王様の素晴らしいところは、御手にかかげておられるのが、御自らのアンヨだという点。ピンクの肉球これみよがし！！ぶらぼ～♪ ところで、王様、賞金がまだ振り込まれていません。あっ、通貨はきっと、例のぎゃおす・・・・。日本銀行券に決して換金できぬのが、ぎゃおすとタヌキのハッパなのであった。がっくし。
 ( と書いたら後日届いた・・・) | | |
おサル②→
