Feb.24 '15 葉ボタン（紫） 　葉ボタンは白と紫の二つが配られて、どちら「を」描いてもいいということだったが、私はどちら「も」描いてしまった。どんだけ葉ボタン好きになったんだ？ 　教室では白だけ見てもらったので、紫まで描いていることは誰も知らない。二つの作品に先生の手を煩わすのは私も気が引けるし、こんなややこしい植物を二つとも描いている人がいると知ったら、皆さんが引くかも、と思ったのね。 　 モデル ↓ 　二つの葉ボタンを観察すると、面白いことに、紫は白とキャラが違う。白は中心に向かってギュッと丸くなろうとしており、紫はベロベロと外方向に広がろうとしている。身じまいのいい白vs奔放な紫、という感じ。色合いも違う。クリアな色合いの白と比べると、紫は表面が少々粉っぽい。デッサンが大変なのは白も紫も同じことで、やはり升目を引いた画像を頼りに下絵を描いた。 　 作品 ↓ 　 一部拡大 ↓ 　二つも葉ボタンを描くというマニアックな日々を送っていると、目をつむっても瞼の裏に葉脈が見えてくるようになる。（瞼の毛細血管かもしれんけど）重なっている葉に異常に反応するようになり、鍋物を作る前に白菜をしげしげと眺めてしまうわ、冷蔵庫からキャベツを出すと思わずこれも描きたくなってくるわ。 　先生は「葉ボタンが描けると、バラも同じ要領で描けます」とおっしゃった。同じ要領って、私の場合、プリントアウトした紙に升目引いて模写って要領になるんですけど・・・。

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