Apri.05,'23 チューリップの塔 　教室でお題として貰ったのは大輪のチューリップだった。横を向いて、口をガパッと 開いている個性的な姿だった。それから二本のチューリップが追加された後、 別の花が配られていたが、私はもっとチューリップを描きたかった。 なので 自分で追加し、合計、八本をモデルに使った。 　 モデル ↓ 　 　 　 　 　花の中にも好き嫌いが色々ある。チューリップは私ののベスト３に入る。、 ツヤツヤとした葉脈のない葉っぱやコロンとした花の風情が大好きだ。 しかもフォルムが比較的単純なので描く時間が短めで済む。 　 　沢山のチューリップを絵の中で束ねていくと、いったいどの葉っぱがどの花のものか、 だんだんわからなくなるのだが、幸いなことに、チューリップは品種による葉っぱの違いがあまりない。 葉の配置はかなり恣意的。 　 　構図は足元をキュッと絞って、そこから葉っぱと花茎がメラメラと立ち上る感じにしてみた。 岡本太郎さんの「太陽の塔」を想起したので、タイトルを「チューリップの塔」とした。 以前に横構図で１０本のチューリップを描いた時にとても楽しかったので、 今度は縦で再び沢山描けて幸せ。 作品「チューリップの塔」 ↓ 　一部拡大 ↓ 　二年前に描いた「Ten Tulips」は額装して壁にかかっている。また 春が巡ってきたら違う構図で描いてみよう。 ↓

掲示板へ　 Botanical Art　目次へ　 　次へ