BOTANICAL ART

その六十五

Aug.22,'21

らくがん


 最初のお題はシャクヤクであった。つぼみの状態で貰ったら、 咲かずに首が折れてしまった。 そこで近所の花屋で代わりのシャクヤクを探したら、束で三色まとめ売りになっていた。 全部描くことにした。

 

モデル

 

  

 その時に花屋さんですでに付け合わせになっていた黄色い小花も採用した。 これはキバナジャスミンというものらしい。先生からの追加花材は 青いルピナスで、それもあしらうことにした。すでに満艦飾。

 

モデル

 

 ピンクに黄色に青をペタペタと塗っていて、何かを思い出した。 ああ、これはらくがんの色合いだ。昔おめでたいときに、詰め合わせて箱に入れて、 上にセロファンをかけて贈答品とした あのらくがん。見た目はとても派手で、食べたらただの砂糖味の干菓子。。 今でもお寺さんのお供えには置いてあるのでないかな? ハスの花とか? それをタイトルとした。

 

作品「らくがん」

 
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 描いておいて言うのもなんだが、あまり好きな配色ではない。(笑)

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