Jan.2'20 オレンジ色のブーケ 　課題になる花には、お初にお目にかかるものがよくいる。今回のトウワタもそうだった。唐綿と書くらしい。 花が終わったらタンポポのワタみたいな 白い毛が出ると言う。一つ一つの花自体はよく見ると金魚っぽく、尚且つ、タコウインナーっぽい。 右の写真はその綿が出る直前のサヤだが、残念ながら綿を見るには至らなかった。切り花だからね。 　 モデル ↓ 　 　 　オレンジのダリアはクララヒューストンという名前で、大輪である。 同じ花の後ろ姿も使った。 　 モデル ↓ 　 　それとよく似た色のポンポンダリアが来た。 つぼみは上を向いているが、開くころには花柄がカーブを描いて下を向く。重いの？ しかも、つぼみ時代はドーム状なのに、満開ではボール状になる。 花の姿がぐるりと丸くなる様子が、紙細工の七夕飾りよう。 　 モデル ↓ 　 　それらを全体がオーバルに収まるように配置した。主張の強いトウワタの葉が ピッピッと伸びて全体の調子をつけている。大きいダリアは、前姿は主役なのでくっきりと描き、 後姿は色を薄くして ひっそりと背景的に入れた。 　三種の植物はどれも一種類につき一本しか使っていない。 つぼみを使ったり、フル開花を使ったり、時間が経ったサヤを使ったり、はたまた、 裏から見たり、表から見たりして、嵩増ししてある。 エコノミカルなバーチャル紙上生け花なり。 　 作品「オレンジ色のブーケ」 ↓ 　 左上拡大 ↓ 右下拡大 ↓ 　今回のブーケは、構成も色も自分的にはお気に入り。嬉しい。( *´艸｀)

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