Sept.19 '18 縦構図のチューリップ 　チューリップ三本とバイモユリを縦構図で描いた。まず、濃い赤のチューリップとオレンジプリンセスという八重咲き種、 それにバイモユリを絡めた。後からグラデーションの美しいマリットゴールドを加えた。 　ブーケを描くとき、いつもは、花を一つ一つ絵の中で足していくのだが、左の写真でわかるように、 今回は最初の三種でほぼ配置を決めている。その後ろにもう一本描き足し、全体を縦に長い絵にまとめた。 クリクリしているバイモユリの葉はアクセントとするために、実際より少々増やした。 　 　 　 モデル ↓ 　＋　 　花を描き終えてから、枠をつけたくなり、 細い線で全周を囲んでみた。隅の方に少し模様も加えたりした。線の色をどうしようかと考え、先生からのヒントもあって、チューリップの色をもらったグラデーションで塗ってみた。 　私はそもそもまっすぐの線を引くのが下手なのであるが、この時期、 右手親指の付け根あたりを痛めており、更に困難であった。それが枠の出来上がりにひびいてしまった。 　ボタニカルアートは、植物本来の姿を正確に伝えることが良しとされるのであるが、ブーケのクラスでは原則へのしばりが緩いので、 遊び心が湧いてデザイン的なアレンジを加えたくなっている。 これはそんな気分の中での冒険の一歩で、面白い仕上がりになった。 　 作品　「縦構図のチューリップ」 ↓ 　 　 上の方のアップ ↓

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