June.27 '15 ナスタチウム 　次の花は花弁や葉っぱに面積があるものにしようと心に決めて、花売り場を徘徊した。明るいオレンジと黄色のナスタチウム（キンレンカ）が目を引いた。花の直径が５センチくらい、丸い葉っぱの直径が大きいので６センチくらい。これ、行こ、これ。二色とも買う。 　つもりとしては、オレンジと黄色をコンビネーションで描きたかった。とりあえず、オレンジ色の花がついている方からデッサンを始めた。あれ？　面積問題はよかったが、別のところに難点があることに気がつく・・・。 　ナスタチウムの花びらには中心寄りにケバケバとしてものがついている。雄しべとか雌しべとかいうことではなくて、花びらに飾りがついている感じ。フリンジとでも言うか？エルビス・プレスリーの舞台衣装みたい。これが面倒だった。先生に「これ、どうするんですか？」と尋ねたら「全て描きます」と即答された。聞いた私が悪うございました。 　 モデル ↓ 　２Ｈの尖らせた鉛筆でせっせと描いたケバケバは、花びらの濃いオレンジ色を塗ったら、見えなくなった。さっきの努力はなんだったのか？仕方ないので今度は筆でせっせと描く。実物よりケバが絶対に減ったね。(-_-;)　きれいなオレンジ色を出したかったのだが、それもうまくいかない。「なんか濁った色になっちゃいました」と、こぼしていたら、先生が「下塗りとしてイエローレモン。その上からバーミリオンヒューとブライトローズを塗ると発色がきれいになります」と教えてくれた。センセイ、下塗りも上塗りもとっくに終わってます・・・。 　　パソコン画面の左上にあるクルッとした矢印、これには「今の作業はなかったことにする」という機能がある。コレ、水彩画にも欲しいわ。さっきの汚い色は塗らなかったことにする。クルッ！この線は間違っているので引かなかったことにする。クルッ！ 　 作品 ↓ 黄色い花を描くために、紙の左に空き地を残していたが、オレンジのを描いただけでナスタチウムに根性負けした。葉っぱのほうは、葉脈は拾えたが、明るいとこと暗いとこのコントラストがはっきりしていない。うまくいったかなと思うのは、丸っぽい茎がニョロニョロと分岐しているとこくらいかな？ 　　 一部拡大 ↓

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