BOTANICAL ART

その十三

May.1 '15

ラナンキュラス


   なかなか咲かないツバキを待ちながら、アネモネを描いている途中で、ホームセンターで見かけたラナンキュラスに惚れてしまった。どこに惚れたかというと、デリケート花びらがキュッと捻ったように丸くなっているとこ。カメラのシャッターが閉まるような中心に向かう重なりが美しい。こういうのが難しいのはわかっているので、ちょっと前の私だったら選ばなかったであろう。

・・・が、葉ボタンを乗り越えた時から、丸くて重なっているものはだいたい イケるんじゃないかという驕りが生まれていた。(^^ゞ

 ところで、モデル植物はだいたいの場合プランターに入っている。植わったすべての葉と花を描く必要はなくて、むしろ一つのまとまりを持った部分だけ取り出して絵にすることが多い。描かない部分まで目に入るとわかりにくいので、いらない部分はティッシュでカバーしておく。

   

モデル

 薄い花びらが丸く丸く重なっている様を写し取るのは、出来は置いといて、楽しい作業だった。自然の造形は不思議なまでにメカニカルだ。

 

作品

 

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   さ〜て、そろそろ課題のツバキが咲くよ。    

 

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