BOTANICAL ART

その八十

July.9,'24

春色


 春からクラスが変更になってしまった。私が描きたいボタニカルアート技法を用いたブーケのグループが人数減で 存続できず、普通のボタニカルアートクラスに吸収された。 同じ先生なので、その時間に描きたいものを描いていいという 話で、私はやっぱり複数の花を 組み合わせる方向で行かせてもらうことに。 今後は先生が花のお題を出すことはなく、私が選ぶ。

  その一作目は自宅ベランダにあった花を三種選び、 ナガミヒナゲシは道端で採取した。

モデル

 

 

 黄色いラッパスイセンから始めたので、黄色とオレンジ色でまとめた。春っぽい。 大輪のラッパスイセンとチューリップの足元に小ぶりのペチコートスイセンをあしらい、 あちこちからオレンジ色のナガミヒナゲシを覗かせて全体に調子をつけた。
 ナガミヒナゲシはよく道端にはびこっているが、外来種で迷惑がられているようだ。 空き地にたくさん咲いていると可愛いんだけどね。 触ると皮膚がかぶれることもあると聞いたが、私は特に問題なかった。

作品「春色」

 
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   自分で花を選ぶ良い点は、 今の自分の絵に必要な植物を持ってこれるということだ。 クラス全体で描いていても、一人だけ方向性が違うことが多いので。 しかし、複雑な花や自分の好みでない物にチャレンジすることはなくなるであろう。 ま、ええか。

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