BOTANICAL ART

その七十二

Jan.02,'23

未完成


 2022年の8月から書き始め、途中でイヤになって放置した作品を ここに貼っておく。もしかして、いつの日か完成させる気になるかもしれない。 そんな日は来ないかもしれないが、 少なくとも今後の反省にはなりそう。

モデル

 

 

 

 最初に配られたのが、ケイトウで、持ち前の集合体恐怖から 「観察していると気持ちが悪くなります」 という個人的な問題でパスさせてもらった。代わりに自分でジニアを買った。 集合体恐怖については、教室でずいぶんと話題にされた。「そんな人いるんだ!」と。 はい、います。ある種のサンゴとかコケとか、なんならずっと流行りのコロナウィルスのイラストとかも 凝視したくない。ケイトウのオリジナルであるニワトリのトサカもダメ。

 その後、紫色がまだらに入ったトルコキキョウと、青いリンドウ、ピンクのバラが 先生の選択で与えられ、私が薄ピンクのトルコキキョウを加えた。

 全然、まとまらなかった。何が悪いって真ん中に置いてしまって、絵を分断しているリンドウだ。 なんでこんなまっすぐな植物をこの位置に入れたのか?しかも全身?

 なんとか誤魔化そうとして、フジバカマとワレモコウを後ろにあしらったら、 ダサさに拍車がかかり、この2つについてはまだまだ塗り切ってないのだけど、 すっかり嫌気がさして、筆を置いてしまった。

未完の作品「未完成」

 
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 たくさん入れた植物の中で、唯一うまく描けたのが最初のジニアだったので、 それをアップにしてみた。描き出しは良かったのよね、描き出しは。  

 

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